「J検って聞いたことあるけど、実際どんな試験?」
「情報デザイン試験ってなにを評価されるの?」
そんな方に向けて、この記事では文部科学省後援の検定「J検(情報検定)」について、ざっくりわかりやすく解説していきます!

実はゆちゃぴ、J検の中でも少しマイナー(?)な「情報デザイン試験・上級」に合格した経験あり◎
体験談も交えて、試験内容・難易度・おすすめ勉強法までお届けします。
「これから受けてみようかな」と思っている方の参考になればうれしいです♡
J検(情報検定)とは?目的と仕組みをざっくり紹介
J検(情報検定)は、情報を扱う力=ICTスキルを客観的に評価する、文部科学省後援の検定試験です。ビジネスから教育、IT技術職まで、さまざまな現場で役立つ知識やスキルを身につけているかが測れます。
正式名称は「情報検定」で、主催しているのは一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団です。現代社会に必要とされる「情報を使いこなす力」を、一定の基準で証明できるのが大きな特長です。
資格そのものの知名度は国家資格ほど高くないかもしれませんが、ICTスキルを客観的にアピールしたい人や、就職・転職活動に向けた基礎力の証明としても活用されています。

試験は全国のテストセンターでCBT(パソコン受験)形式で受けられるよ!
J検(情報検定)の3つの試験体系とは?
J検には、目的やスキルに合わせて選べる3つの試験体系があります。
「自分がどの分野に向いてるか」「どんなスキルを証明したいか」によって、最適な試験が変わるのが特徴です。
具体的には以下の3つです。
ここでは、それぞれの試験の特長を解説します。
それぞれ評価される力や、対象となる人の傾向も違うので、選ぶときの参考にしてみてください◎
情報活用試験の特長
パソコンやネットの基本操作ができるか、実務に活かせるスキルがあるかを評価するのが「情報活用試験」です。
「リテラシーを測る検定」と聞くとイメージしやすいかもしれません。
モラルやセキュリティの知識も重視されているから、単なるパソコン操作だけじゃなく、安全に正しく情報を扱う姿勢も問われる内容です。
たとえば、ITパスポートやMOSのような試験に興味がある人や、「情報化社会の基礎力」を証明したい人にぴったりです。
情報システム試験の特長
プログラミングやシステム設計といった「作る力」を評価するのが、この情報システム試験です。
将来的にプログラマやエンジニアを目指す人に向いています。
国家試験「基本情報技術者試験」の範囲に近く、登竜門としての位置づけで紹介されることも。
2つの科目に合格すると、システムエンジニアやプログラマとして認定される仕組みになっていて、スキル証明にもなります◎

開発スキルやシステム構築に興味がある人は、この試験が合ってるかも!
情報デザイン試験の特長
ゆちゃぴが受けたのがこの情報デザイン試験で、「伝える力」や「見せる力」を評価するのが特長です。

デザインって名前だけど、PhotoshopとかIllustratorを使う試験じゃないので注意!
分析力・論理力・表現力・提案力など、情報発信に必要なコミュニケーション力を測る内容で、「人にどう伝えるか」「どうまとめて見せるか」に重点が置かれています。
たとえば、資料作成や企画提案などの機会がある人、言いたいことを分かりやすく伝えるスキルを伸ばしたい人にはぴったりな試験です。
在宅で仕事をしているフリーランスや副業ワーカーにもおすすめの試験です。

「言葉や構成で伝える力」は、ブログ運営やライティング、プレゼン資料づくりにもすごく活かせるよ◎
【体験談】情報デザイン試験・上級に合格したゆちゃぴの記録
J検の概要や3つの試験体系について紹介してきましたが、ここからはゆちゃぴが実際に受験した「情報デザイン試験・上級」について、体験談を交えてお話していきます!
「ちょっと気になるけど難しそう…」「どうやって勉強したらいいの?」と感じている方の参考になればうれしいです。
これから受験を考えている人に、ちぴっとでもリアルな情報が届きますように♡
順番に見ていきましょう!
なぜ情報デザイン試験を選んだの?
ゆちゃぴがこの試験を選んだ理由は、「自己表現」にすごく興味があったから。
デザインって言葉に惹かれて内容を調べてみたら、情報をどう伝えるか、どう見せるかっていう、今の仕事やブログにもつながるスキルが学べそう!って思ったのがきっかけです。
特に「伝える力」を評価する試験って、ちょっと珍しいですよね?
ライターとしても、ブロガーとしても、「どう見せるか」って本当に大事だから、これって自分に合ってるかも!と思って受験を決意しました。
実際に受けてみた感想と難易度
実際にJ検・情報デザイン試験(上級)を受けてみた感想としては、「めちゃくちゃ難しい」という印象ではありませんでした。とはいえ、やはり上級というだけあって、初見のままでは解けない問題も多く、ある程度の準備は必要です。
特に、問題文に対する論理的な読解力や、情報の整理・表現に関する思考力が問われる内容になっているため、「知識を暗記するだけ」というタイプの試験とは異なります。図や表を読み解いたうえで、意図の汲み取りができる必要があります。
また、出題内容のなかには一般的なビジネス知識や文章構成力も問われるため、在宅フリーランスや副業ライターとして活動している方にとっても、実務に活かせる力が試される試験だと感じました。
合格までにやった勉強法・おすすめ教材
私が実際に合格までに使った勉強法は、サンプル問題と公式教材の併用です。
まずはJ検公式サイトで公開されている【初級のサンプル問題】を確認し、試験の出題傾向や形式に慣れることからスタートしました。
▶︎ J検 情報デザイン試験 サンプル問題(PDF)
そのうえで、上級に対応した公式テキストを使用して演習問題を繰り返しました。
勉強の進め方としては、
◎ まずは一通り解いてみて全体の流れを掴む
◎ 分からなかった問題に付箋をつけておく
◎ 2周目は、分からなかった問題だけを重点的に解き直す
◎さらに理解できないものは、3周目・4周目と繰り返して解く
◎分からないところがなくなるまで繰り返し復習
◎ 最後に仕上げとしてもう一周全部の問題を解いて定着させる
という形で、苦手な箇所をつぶすことに重点を置きながら進めました。
「難しそう」と感じていても、教材をちゃんと活用して段階的に進めれば、無理なく合格レベルに到達できるはずです◎
まとめ|J検の情報デザイン試験、挑戦してみよう!
J検は、「情報を使う」「創る」だけでなく、「伝える」力を評価してくれる、ちょっとユニークな検定です。
中でも情報デザイン試験は、論理的な思考力・表現力・提案力といった、社会で必要とされるスキルを総合的に身につけたい方にぴったり。
とくに在宅フリーランスやWEB系の仕事をしている人にとって、「分かりやすく伝える」力はとても大切です。
試験勉強を通して、自分のアウトプット力を見直す良い機会にもなります。
私自身、「やってみようかな」と思ったのがきっかけで挑戦しましたが、実際に勉強する中で得られることも多く、今でも受けてよかったと感じています。

もし「ちぴっと気になる」と思った方は、まずはサンプル問題を見てみるだけでも◎
J検の情報デザイン試験、ぜひあなたも挑戦してみてください!
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