「仕事がつらい。でも、辞める勇気もない。そもそも、この先どうしたいのかすら分からない──」
そんな風に悩んでいた会社員時代の私。
一歩踏み出したい気持ちはあっても、何をどうすればいいのか分からず、ただ日々をやり過ごしていました。
そんなときに出会ったのが、山口恵理香さんの『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』。
この記事では、この本がどうやって私の背中を押してくれたのか、体験とともにお伝えします。

ゆちゃぴがフリーランスとして一歩踏みだすきっかけになった本だよ!
モヤモヤを抱えたまま、会社員を続けていたあの頃
毎日、なんとなく会社に行って、なんとなく仕事をこなす日々。
特別つらいわけじゃないけど、やりがいは感じていない。
「このままでいいのかな?」っていうモヤモヤがずっと心にありました。
評価のされ方にも納得できなかったし、頑張っても頑張っても報われないような感覚。
「この働き方を、あと何年続けるんだろう……」とぼんやり思う日々。
特にやりたいことも見つかっていなかったし、会社でただ“働き続ける”しかないと思い込んでいました。
だけど、心のどこかではずっと「このままじゃ嫌だ」と感じていたのだと思います。
そんな私が“働き方”を見つめ直すきっかけになったのが、
山口恵理香さんの『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』だったんです。
『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』を手に取った理由
書店でこのタイトルを見たとき、
なぜか心がピタッと止まりました。
「不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術」
正直、自分とは境遇も違う。
でも、“売れっ子Webライター”って言葉が、
なぜかすごく気になったんです。
当時の私は、
「会社を辞めたいけど、転職したいわけじゃない」
「でも、フリーランスなんてムリそう」
そんな風にモヤモヤしていて、
やりたいことも、できそうなことも、全部ぼやけて見えていました。
そんな中で、このそでに書かれていた言葉にグッときたんです。
やりたいことが見つからずに、ずっとモヤモヤしている人へ。
この本が一歩前へ進む「小さなきっかけ」となりますように。

…今の自分のことだって思ったんだ
『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』の魅力
この本のすごいところは、読み進めるうちに「できない理由」じゃなくて、「始めてみてもいいかも」と思えるようになるところ。
スキルがない、経験もない、何をしたいかもわからない——そんな状態だった私にとって、ページをめくるたびに心がちょっとずつ軽くなっていきました。
ここからは、特に私の心に残っているポイントを3つ紹介します。
順番に見ていきましょう。
自分の“気持ち”を大切にしていいと知れた
私は、「キャリアはこう築くべき」「○歳までに○○すべき」みたいな“正解”に縛られていた気がします。
でも、著者の山口恵理香さんは、自分の気持ちに正直に、心の声に従って働き方を選び、実績を作ってきた人。
「“自分の気持ち”を軸に働いていいんだ」と思えたことが、フリーランスを目指すうえでの大きな転機になりました。
実体験ベースだからこそリアルに刺さる
この本のもうひとつの魅力は、著者の山口恵理香さんが「自分のことば」で語っていること。
一般的なノウハウや理論ではなく、試行錯誤の中で気づいたことや、うまくいかなかった経験まで書かれているからこそ、読みながら何度もうなずいてしまいました。
「フリーランスって、無理じゃないかも」と思えた言葉たち
当時の私は、「フリーランスって、すごいスキルがある人だけがなれるもの」だと思っていました。
でもこの本では、著者自身が“何者でもなかった頃”からどうやって道を開いていったのかがリアルに書かれています。
気持ちの持ち方やスタンスにも触れられていて、安心できる言葉が多くありました。
“武器がないままでも、始めていい”って言ってもらえたような気がして、読みながらホッとしたのを覚えています。
この本を読んで私が動いたこと
この本を読んで、まず思ったのは「とにかく、何か行動してみよう」でした。
それまでは「在宅フリーランスで働けたらいいな」と思ってはいたけど、調べて終わり、考えて終わりの日々。
でも本を読んでいるうちに、「ちょっとでも動かないと、何も変わらないな」と思えたんです。
私はまず、クラウドソーシングサイトに登録しました。
登録といっても、特別なスキルを記入するわけでもないし、すぐに仕事ができるわけでもない。
でも、“とりあえずやってみた”という行動が、自分の中のスイッチを入れてくれた気がします。
このとき、フリーランスになる!と大きく決意したわけではありません。
ただ、自分の手で選択肢を広げられるんだということが、初めて実感としてわかりました。
「やるなら今かも」と、ちぴっとだけ思えた。
それだけで、前に進むきっかけになったんです。
『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』はこんな人に読んでほしい
この本は、今の働き方に少しでもモヤモヤしている人に読んでほしいです。
たとえば、
この本は、そんな人たちに「あなたのままでも、大丈夫だよ」とやさしく背中を押してくれます。
小さな実体験が積み重なった1冊だからこそ、きっと「自分にもできるかも」と思わせてくれるはずです。
おわりに|フリーランスになった今、あらためて感じること
フリーランスになって強く感じているのは、自分のタイミングで働けることの幸せです。
もちろん、理想通りばかりじゃないし、最初からうまくいったわけでもありません。
それでも、「こうなりたい」に向けて動ける今が、すごく心地いいんです。
あのときこの本に出会っていなかったら、今の私はいません。
収入やスキルよりも、「働き方を変えるヒント」がたくさん詰まった一冊でした。
だからこそ、「ちょっとでもやってみたい」と思っている人に、届いてほしい。
ちぴっとでも動いてみたら、きっと景色が変わる。
この本は、その最初の一歩をくれる本でした。
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